スタッフインタビュー

中谷 圭佑
獣医師/副院長入社した理由は?
私が宮崎大学で研修医をしていた頃、藤本院長もたまに大学に来られていました。その縁で病院を見学させていただいたのが大きなきっかけです。研修医時代は、外から見て学ぶ時間が長く、実際に自分が執刀するような機会はほとんどありませんでした。藤本院長は初めて見学に来た私を手術の助手に入れてくださり、その時に「ここで働けば色々なことに挑戦させてもらえる」と考え、入社を決めました。新米獣医師にも多くのチャンスを与えてくれる院長の姿勢、それが1番の決め手となりました。
これまでのキャリアについて
2012年3月に宮崎大学農学部獣医学科を卒業し、そのまま宮崎大学農学部附属動物病院で研修医として勤務しました。その後、2014年4月に大津動物クリニックに入社し、2018年には当院の副院長を任せていただくようになりました。副院長という責任ある役職につき、不安な気持ちもありましたが、病院のために頑張ろうと思いました。
副院長として心がけていることは?
もともと私は「自分で全部やってしまいたい」と思うタイプなんです。ですが、自分でやった方が早いことも、指示しながらやってもらうようにしています。また、副院長だからと飼い主様やスタッフが大目に見てくれる部分もあると思うので、甘えないようにしています。
病院の雰囲気について
手術件数が多く、忙しいことも多いですが、獣医師、看護スタッフ関係なくうまく意思疎通しながら楽しく仕事しています。昔より獣医師の数が増えたので、以前に比べると随分働きやすい環境になったと思います。また、看護スタッフが優秀で非常に信頼できます。信頼できるスタッフがサポートしてくれるおかげで、検査や治療・手術に集中できますし、円滑に診察を進めることができます。
やりがいを感じる瞬間は?
やはり自分が担当した動物が元気になった時や、そのご家族が喜んでいるときにやりがいを感じます。新しい方法や知らない技術を見たときには、獣医師としてワクワクしますし、もっと成長したいと思います。
印象的だった手術は、腹腔鏡下副腎摘出術です。藤本院長が執刀されたのですが、腹腔鏡を用いることで、視野もしっかり確保でき、微細な血管までクリアに見え、すごくいい手術だなと感銘を受けました。
成⻑したと感じることは?
私は口下手な性格で、特にコミュニケーション面で課題を感じていました。入社後は、手術の技術や診療スキルはもちろん、飼い主様への受け答えという点でも成長したと感じます。様々な飼い主様と会話しながら、診察を進めていく中で、精神面でも成長できたと思います。
印象に残っている藤本院長の教え
診察後に、次の再診をとるようにと教えられたことが印象に残っています。再診をとることで、自分の治療の結果を知って、その診断や治療方針で合っているのか、変更した方がいいのか答え合わせができますし、自分の成長につなげることができます。
休日の過ごし方は?
子どもと公園に行って遊んでいます。午前中から公園に行き、お昼ごはんを食べて、1番下の子とお昼寝をして、午後から別の公園にまた行っています。最近は自転車に乗って、鬼ごっこをすることも多いです。私だけは自転車に乗らずに、1番下の子を抱っこして走るのでとても疲れます。
将来のビジョンについて
将来は開業も考えていますが、借金や全て自分で決めなければならないのが大変で、家族が路頭に迷わないように頑張ります。開業した場合は、その地域でもう助からないと言われている動物やその家族に、何かもう一歩すすんで治療できることがあれば手を差し伸べて治療を提案できるような病院を作っていきたいです。そのためにも、自分のスキルアップを続けていくのと、大津動物クリニックのような地域の中核病院にしていきたいと思っています。